そもそも集合住宅のネット設備って何？
アパートやマンションに住んでいる方でフレッツ光やauひかりを利用しようと申し込んだところ、マンション設備が入っていないので利用できませーん！！と言われたことはありませんか？
インターネットを使いたいのに出来ないなんて悲しいですよね。
アパートやマンションに設備が入ってないというのはどういうことなのでしょうか？
そもそも、マンション設備とはNTTやKDDIが賃貸マンションのオーナーや、分譲マンションの管理組合に設備導入を依頼し、建物の廊下や機械室などの共有部にネットの集合装置の設置が承認された建物にだけ導入されている設備です。
現在は新築の建物のみ導入提案がされており、既築のアパート、マンションへの導入提案は終了しております。
そのため、現状で導入されていない集合住宅にはマンションタイプの設備は導入されません！
どうすればいい？代替案はないの！？
マンション設備が導入されていない場合は、最寄りの電信柱から直接お部屋まで光ファイバーを引き込む一戸建て向けのタイプで利用している方がほとんどです。
フレッツ光でいえば「ファミリータイプ」、auひかりなら「ホームタイプ」というプランになります。月額料金はマンションタイプよりは高いですが、光回線を利用者でシェアするマンションタイプと違い、光回線を独占して利用できるため、安定した通信速度で利用が可能です。
ただし、光ファイバーを引く込むための工事が必要なので賃貸なら建物オーナー等に事前に許可を得てから工事を行ってください。
また、物理的な理由で光ファイバーが引き込めないこともあります。
通常は建物の既設の管路を利用したり、エアコンダクトや通気口から光ファイバーを宅内に通すのですが、管路が詰まっていて利用できなかったり、部屋が最寄りの電柱から離れていて物理的に導入が困難な場合もあります。
そんな時は、光回線以外のインターネットサービスを利用しましょう。
例えば、ポケットWi-FiのようなモバイルWi-Fiルーターや、通信速度が遅い可能性もありますが電話回線があれば移用できるADSL、ケーブルテレビのインターネットなども選択肢に入れましょう。
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